Grid computing 2003/4/1
「ブロードバンド 次の戦略」
「1億人総ブロードバンド時代の幕開け」
1億人が全員、ブロードバンドで、ネットワークでつながってしまったら、どうなるか。
1億人が全員、オンラインゲームをやるというのも、戦争をやるよりは、マシかもしれない。
ネットワークで中国や韓国とオンラインゲームで戦うというのも、血が流れない戦いであるので、
いいかもしれないが、やりすぎるとよくない。
 ゲームが立ち上がる前に、勉強したか、宿題は終わったかと聞くようなプログラムにしたい。
しかし、神は一日、ゲームに明け暮れる姿を快く思うはずもない。
 そこで、Grid computingなのである。
ネットワークで接続されているCPUが、並列に並び、CPUが1億個、並列に並び、
ひとつの仮想スーパーコンピューターができる。
これなら、いくらCPUの速度が上がっても、まだ足りない。
 この仮想スーパーコンピュータ、Grid computingで、ナノテクノロジーやバイオテクノロジー、そして、
光テクノロジーに取り組み、1億人全員が社会貢献をすればよい。
今のところ、この事業に取り組んだのは、NTTデータが取り組んだだけである。
不思議なことである。利潤を追求すべき企業が社会貢献をしている。
ついでに1億人総ブロードバンドとなると、メールはHTMLメールが標準となるかもしれない。
以前はHTMLメールは、通信速度が遅かったので、敬遠された。しかし、今や高速通信の時代となった。
HTMLメールはカラフルで、見やすい。きれいな絵や写真が飛び込んでくる。
 意外なのが、ホームページのあり方。
あるアンケートだと、高速通信になっても、軽いホームページがいいという結果がでた。
せっかく、高速通信になったのに、それに正比例して、ホームページが重くなるのはイヤという心理か。
さらに、フレームのあるホームページも好まれないという。
これは、このホームページを印刷する時、印刷に手間がかかってしまうという理由らしい。
アンケートした人数が少なめだったので、正確性を期するために、大規模にやる必要があるかもしれない。
そういえば、ブロードバンド難民が出ていると聞いた。いつの時代も難民はでるものである。

それにしても、ネットの世界では、Windows系のDoS攻撃を受ける可能性やら、
Windows系が対象となる深刻なセキュリティホールの話題等に関心が集まっていた。
とてもじゃないが、人ごとではない。
Windows系でITシステムを作った人間には深刻な話だ。はやく戦争が終わってほしい。
Windows系が、安住の地、約束された地だと思ったが、また放浪の旅が始まる。
しかし、その行く先々で花を咲かせていけばよい。旅路でその都度、美しい花を咲かせていけば、よいことだ。
unix→
  →pcdos→msdos→OS/2→Windows→Linux(unix)→?
流転の旅先で、その都度、花を咲かせていけば、よいことだ。
オペレーティング・システム(operating system)を廻る長い旅路。